#その他コンピュータ

複素数の計算による信号処理:考え方の基礎的見直し

これまで、当方は、信号処理において、その計算は、三角関数の実関数の加算と乗算で構成してきました。 しかしながら、公知例の中には、信号処理を複素数で計算し、その実部だけの値を、DA変換器に出力しているものがあるのを発見しました。 これは、ちょっ…

AI計算知能の計算ミス(一例)

AI知能計算が計算ミスをした一例 コマンドの式として入れた式CL^2を、AI計算処理のプログラムにバグがあり、"CL"が文字変数と解釈されたらしく、 (CL)^2 ・・・と誤った解釈が行われ、x の計算式が誤った式に解かれてしまいました。 人間の書く文字計算式は…

コモンモード・ノイズを大きく減衰させるフィルタのアイディア3例

AC100V/DC12Vラインフィルタ(中学3年の時、考案) このAC/DC電源用コモンモード・ノイズフィルタは、自宅のUHF TVのACライン 100VからTVへ基本波21MHz 10W の信号を完全に除去しました。効果は劇的でした。 受信機フロントエンド実装用コモンモード・ノイズ除…

狭帯域フィルタをかけても電信解読で"E E E" と解読される現象:原因と解決方法

QCX-MINIなど、電信解読機能が実装されるも、 受信ノイズで ”E E E” という ノイズを単点"・" と誤って解読される現象が見られます。 QCX-Mini production by "QRP lab", copyright by "QRP lab/ USA" 原因の推定: ホワイト・ノイズのザーという電圧信号は…

夜23時、短波帯の電離層が元気です。

wdc.nict.go.jp この23時に、沖縄でF層から15MHz が帰るとは、すごい電波飛びそうな雰囲気。:D

USB -> RS-232C 信号線制御の簡単な原理

FT-8 でのパソコンと無線機の接続方法 (JF1RPZ/JN3TMW出田様 開示資料より引用) FT-8 を利用するパソコンのUSBインタフェイスは、2線式の信号線ケーブルであるため、普通に考えると、Txd, Rxd の2本に割り当てると、従来のシリアルインタフェイスであるRS-…

 DFT演算/FFT演算で乗算する周波数値域は、複素周波数値域で、時計回り方向、負の周波数側だけ。

題目のようになる理由は、入力信号の周波数スペクトル分布は、正負の符号が異なるだけで、振幅値の分布は、正負の周波数域で対称関係、かつ絶対値は同じ値(正負は反転)だからである。 DFT/FFTの計算目的が、入力信号の周波数値成分と振幅電圧のスペクトル分…

無線機のFT8デジタル送受信機能はPCMオーディオADC/DAC内蔵でパソコン無しで実現可能ですよね?

FT8コスタス配列 デジタル通信同期用信号の行列図(Copyright)Mr.Mike Hasselbeck / WB2FKO このコスタス配列のベースライン周波数がtime step =4 に来ているところは、同期処理が最も速く開始できるように、音0 (baseline freq.)がtime step = 1 に持ってき…

GWの流星群の流入好調です。

HRO観測 5/3/2021 朝方 観測と出展元:Mr. Naoya Saito (東京都) 朝から流星エコーが多数受信されています。 5/3,2021 朝方 イオノグラム 観測・出展 : NICT 殿 流星エコーの電波反射高度 100km にスポラディック・E層が出現しています。

畳み込み積分数値演算式LPF(Low Pass Filter)とBPF(Band Pass Filter)

受信周波数周辺のホワイト・ノイズを低減するノイズ低減の信号処理として、畳み込み積分を使った最も簡単なローパス・フィルタ演算とバンドパス演算を考えてみました。 ホワイト・ノイズの成分は、極めて短周期のパルス性ノイズで、信号継続時間が短く、確率…

QRコードの符号化と解読実験が成功!

QR codeの生成(符号化)例 1994年に原 昌宏さんが発明されたQR codeを生成することと、 携帯電話で解読する実験をしました。 解読にちょっと時間がかかりますが、手持ちの携帯電話の 「バーコード」メニューを実行すると解読できました。 このQRコードは、様…

高周波機器やデジタル機器のシールド筐体は鉄製が良さげ

アクリル板や透明プラスチックは高価で、美観は良いのですが、 電界や磁界のシールドには向いてないので、 鉄製の箱がシールドに向いてます。 アルミニウムや銅板では、磁界のシールドには向いてないので 鉄製が良さげです。 無線機器製品やデスクトップ・パ…

多層プリント基板に見るアース(グランド)実装の考え方の変化

要点 ・1970年代に使われていたプリント基板(片面/両面)の部品実装法は、おそらく1990年代ころには表面実装基板になり、その実装方式や高周波特性は大きく進化し、従来の配線、実装法の常識はほとんど通用しないほどの長足の技術進歩があった。 ・現在の多…