QRコードの符号化と解読実験が成功!

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QR codeの生成(符号化)例

1994年に原 昌宏さんが発明されたQR codeを生成することと、

携帯電話で解読する実験をしました。

解読にちょっと時間がかかりますが、手持ちの携帯電話の

「バーコード」メニューを実行すると解読できました。

 

このQRコードは、様々な工夫により、正確にデータが読み取れ、

データの50%が欠けても、それらが復元できる優れものであることが

判りました。😄

 

大容量メモリに大量データを格納すると、放射線やメモリ周辺回路の

信号エラーで、稀にデータ化けが発生してシステムダウンします。

 

この課題が、メモリにデータを二次元に配置し、定められた規則で

冗長データを多めにとると、復元が高信頼でできそうです。

 

衛星や宇宙探査機ではメモリ内容の反転がおこりやすいので

データ訂正に応用できると思います。😄

 

大容量メモリのコンピュータの信頼性も大きく改善できると思います。

 

従来はECCメモリで高々1Bit訂正ができる程度で、実際には

2bit以上のエラーには歯が立たない時代が長く続いていました。

 

このエラー訂正技術の応用は、コンピュータや通信等、

大きなな前進になっていて、今後も進歩していくと期待されます。\(^o^)/

 

PS.

公知例としては、だいぶ前に、外国で開発された技術で、

FAXにこうした砂のような模様の印刷をしておいて、

受信したFAX紙をクシャクシャに丸めてから、ほぐして

スキャナにかけると、何ら問題無く、文字や画像が復元される

暗号通信方式を、東京か横浜の製品展示会で見たことがあります。

ガラパゴス携帯電話がさかんに開発され、不特定話者の音声認識

ができるようになったころです。