2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「物理I」の「円運動」の教育内容を考え直す

「物理I」の「円運動」の教育内容を考え直す 解決しようとする課題: (1)円運動するおもりの座標位置が、数式で表現できていない。 (2)円運動の速度 rω[m・rad/s]の方向ベクトル/回転方向の時間的変化が、数式で表現できていない。 (3)円運動の加速度 rω^2[m…

深夜に発生したスポラディックE層(2019年6/29金曜)

2019年6月28日の深夜 23:45 現在、東京国分寺上空に強力に電離したスポラディックE層がNICTさんのイオノグラムで観測されています。 現在、HRO電波観測のリアルタイム観測サイトで確認すると、かなりの頻度で流星エコーが検出されているのを確認しました。 …

水素分子H2の電子共有結合で働く電子間力

水素分子H2は、水素原子一個の単独ではなく、2個の水素原子の双方が 相互に繋がりたがっていているように思う。 水素原子を周回する(価)電子が高速のスピン回転をしていると仮定すると、 それは微小磁石としてスピン回転軸方向に、N極、S極が現れ、 結合相…

高校物理:磁界を移動する導体棒に発生する誘導電圧について考えました

一様な強さの磁界Bで、導体棒が速度vで移動すると、ローレンツ力により導体棒の両端P-Q間に電圧が発生するという解説や解法がネット上で同じ説明が,何人もの複数の別の先生方により行われています。 奇妙に感じるのは、導体棒は、閉回路を形成しておらず、ア…

高校物理 B=μH が一般には成り立たない現象

高校物理で習う B=μH の(公)式が、一般には成り立たたたず、 大学初期で、理論が行き詰まってしまい、教育や理論が進歩せず、 もう長年ずっと改善していないことがわかった。 透磁率μは、フェライトなどの磁性体では、 ・B-Hカーブに見るヒステリシス特性[1]…

交流発電機の仕組みと複素数表現の関係

ワンターン・コイルを、反時計方向に回転させる2極端子式 交流発電機を考える。 回転させるコイルを通過する磁力線の本数(磁束Φ)が、コイルと磁力線のなす角度について、 Φ ∝ cosθ, θ=ωt となるように、 磁束 Φ(t)=BS*cosωt と置くと、 (B:磁束密度,S:コイ…