深夜に発生したスポラディックE層(2019年6/29金曜)


2019年6月28日の深夜 23:45 現在、東京国分寺上空に強力に電離したスポラディックE層がNICTさんのイオノグラムで観測されています。

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現在、HRO電波観測のリアルタイム観測サイトで確認すると、かなりの頻度で流星エコーが検出されているのを確認しました。
うしかい座流星群の極大日近辺の模様です。[1]

このように、昼間、太陽光が電離圏に照射されていない時間帯である深夜にも、Eスポが発生しているので、光電効果で電離層の電子密度が高まる以外の電子密度が高くなる原因がありそうです。

5月のゴールデンウィークに毎年のように発生する50MHz帯の遠距離通信は、水瓶座η昼間流星群の時期とよく一致しています。

[1]電波流星観測プロジェクト様サイト