水素分子H2の電子共有結合で働く電子間力

水素分子H2は、水素原子一個の単独ではなく、2個の水素原子の双方が
相互に繋がりたがっていているように思う。

水素原子を周回する(価)電子が高速のスピン回転をしていると仮定すると、
それは微小磁石としてスピン回転軸方向に、N極、S極が現れ、

結合相手となる水素原子の(価)電子が、同様に高速スピン回転しているとすると、
相互に反対方向にスピン回転をして、それらの微小磁石となった電子のN極とS極が
強く引き合う一方、電子同士は、マイナスの電荷で反発しあう。

これら2個の相互に反対方向にスピン回転する電子は、引き合う磁力と、
反発する静電気力が釣り合った位置で安定する。

PS.
どうやら、共有電子対のそれぞれ2個の電子は、UPスピン、Downスピンのペアとなっていれば
同じ位置にいることが許されるようです。

{同様にして、一対の水素原子の原子核は、それぞれが相対的に、反対方向にスピン回転をしていて、
微小磁石として、N極、S極同士が引き合い、原子核の電気量+e[C]同士の静電気による反発力 ke^2/r^2[N]
のつり合い距離r[m]で安定して2つの原子核が対をなす。

水素分子H2の構造は、そうした一対(2個)の陽子による原子核の周りを、2個の共有電子が
密接に接続されたような構造で、原子核を周回している。}

食塩 NaClも、ナトリウム・イオンNa+の価電子と、
塩素イオンCl-の最外殻の電子一個が対をなして、
電子のスピン回転による引き合う磁力と、一対の電子同士の
静電気力の反発力が釣り合って、イオン結合がされている状態を
想像した。(あくまで仮説ですが。)

ダイヤモンドは炭素Cの完全なすべての電子の共有結合状態で、上のような仕組みで、
一対(2個)の共有電子は、全方向が、磁力と静電気力で身動きが全くとれない状態で、
スピンによる磁力と静電気力が釣り合っていて、電子のあまりが出ず、
自由電子になれるものがない構造で、
それゆえ、電気は全く流れない不導体の特性を出しているのではないか・・・?
と思います。

どうでしょうか?
PS.
->・・・嘘っぽい可能性があるとこを訂正線で消しました。
現在の「化学基礎」高校教科書の「共有結合」でご確認ください。
電子スピンの話は、まだ教科書には降りてきていないようです。