狭帯域フィルタをかけても電信解読で"E E E" と解読される現象:原因と解決方法

QCX-MINIなど、電信解読機能が実装されるも、 受信ノイズで ”E E   E” という   

ノイズを単点"・" と誤って解読される現象が見られます。

QCX-Mini production by "QRP lab", copyright by "QRP lab/ USA"

原因の推定:

ホワイト・ノイズのザーという電圧信号は、おそらく継続時間の大変短い

インパルス電圧のようなものが、狭帯域フィルタ200[Hz]という周波数帯域内にも、

”一様分布”関数、または、”ポアソン分布”関数のように、ランダム時間に出現してしまうと推定しています。(現在、未確認です。)

この狭帯域フィルタ内に出現するホワイト・ノイズ成分は、信号の継続時間が、電信の単点信号"・"よりずっと短い、という性質がある、と確認できれば、

電信信号のアサート時間の最小時間が、ホワイト・ノイズによるインパルス信号の継続時間よりずっと長い継続時間になる、・・・のではないか?? と推定します。

 

NJM567 トーンデコーダーでも、同じように、同調周波数のトーン周波数と同一周波数上にホワイト・ノイズ中のインパルス信号が現れ、信号出力がアサートされてしまう。

のではないかと推定します。

 

対策案:

単点の認識は、

(1)長点 "ー" 継続時間の 1/2 以下の長さである。

(2)ホワイト・ノイズ中のインパルス信号の継続時間よりも、ずっと長い。

この(1),(2) のAND条件を、単点”・”の認識条件に加えると、

"E E   E  E      E" 等の表示が無くなり、本現象が解決できるのではないか???

 

・・・と、今、思いついたところでメモしときます。

2022/06/10 23:05