AEさんのSRTによると物の重さm[kg]は、速度v[m/s]が大きいほど重くなる。
この後も最終回まで、星飛雄馬さんは、「球質が軽い」という誤った当時の野球理論により、命に関わる苦しみを受けるが、実は、A.E.さんのSRTを知っていれば、悩む必要は何も無かった・・・😂
(1)左上は身長(r1)が低く体重(M1)が軽い飛雄馬さんタイプの投球モデル
投手は、円運動 角速度ω1[rad/s]でボールを投げて、円周の最上点で、ボールを爪でひっかくようにスピンをかけて投げ下ろす。
ボールの速度は、v1[m/s] , v1=r1xω1[m/s]
(2)左上は身長(r2)が高く体重(M2)が重い判宙太さんタイプの投球モデル
投手は、円運動 角速度ω2[rad/s]でボールを投げて、円周の最上点で、ボールを爪でひっかくようにスピンをかけて投げ下ろす。
ボールの速度は、v2[m/s] , v2=r2xω2[m/s]
同じ速度v[m/s]のボールが投げられた仮定で、ボールへかかる力を考えると、
空気抵抗 Fa = -kv ... kは定数。速度に比例した空気抵抗力がブレーキがかかる。
マグヌス力: ボールは、上昇する方向のスピン回転のために、ホップする。
ボールの重さは、飛雄馬さんも判さんも同じ。
身長が低い分、飛雄馬さんの腕は短く、r1 < r2 となる。
すなわち、v = r1xω1 = r2xω2
よって、飛雄馬さんは、判さんと同じ速度v[m/s]のボールを投げるには、腕の角回転速度 ω1 > ω2 の関係、すなわち、腕をより速く回さねばならない。
このため、
ω1 > ω2 の関係より、飛雄馬さんの投げるボールには、判さんより速いスピンがかかる。
よって、ボールがホップするマグヌス力は、飛雄馬さんのボールが大きくなり、
より大きくホップして、「玉が伸びる」、という効果が現れる。
飛雄馬さんのボールは、スピンによる回転運動エネルギーはより大きくなる。
結論:
飛雄馬さんは、判さんより、通称で言われる「伸びるボール」を投げられるという結果を得た。