時刻遅れの式の訂正(お詫び)

 

図1. 訂正前の図と計算式(Not Good)

考え方の問題点:

図中の時刻 t[s] は、「ロケット外の小惑星系からみた時刻」で良いが、

「ロケット内の時刻」=1[s] で計算しているため、「ロケット外の小惑星系からみた時刻」と、「ロケット内の時刻」の相対的数値関係が不明であること。

 

以下に訂正します。

図2 訂正後の時間遅れ計算の図(OK)

図2-B 時間遅れの計算式 導出手順(検算で現在確認中)

検算して現在確認中です。

また、時刻T_A は、動くロケット系の横座標位置x[m] でも変化すると考えられます。

より精密な計算法は、「ローレンツ変換」をキーで検索願います。

 

ETV番組で紹介されたという「百分で名著」は、TVでは視聴できず、存在しら知らずに、動画サイトではじめて視聴しました。元東大先生の佐藤先生が、「特殊相対性理論についてならば、ピタゴラスの定理だけで高校生でも十分理解できる。」😃

の話は本当でした。実際に上のように計算できました。

( TV番組内では、この重要な式の説明が除かれたようで、たいへん残念です。)

この計算式の説明が、「今度こそわかる!!」と何度も出版された高価(1000円から2000円)な科学雑誌にも、また、テレビ番組特集でも、何も出てこなかったのは、大変なカルチャーショックです。

計算式無しには、モヤモヤのまま、ずーっとわからない状態の霧だったのが、やっと綺麗に晴れました。😂😂😂

 

・光源の近傍で、x=λ/(2π)≒λ/6[m] 以内の領域は、電磁波では"Near field"と呼ばれる領域で、光の生成の過程で、電磁波としての光が存在していない可能性があります。

(周波数の低い電磁波では、Near fieldが広くなるので、無視できないほど計算になにかの支障が出るかもしれません。)

・上記の計算は、光源から等速度=C[m/s]で光の球殻が同心円上に広がると仮定していますが、光の電界面、磁界面の偏波の状態を考慮していません。

・ロケットが一定速度V[m/s]に加速するまでの時間の過度計算はできていません。

初速度がいきなりV[m/s]になる無理があります。

 

A星への到着所要時間の計算値(手動入力/誤入力に要注意)

 

A星への到着所要時間(Exelによる計算)

 

 

宇宙船の速度と、時刻の減速係数 β=√{(1-(v/C^2)}

 

宇宙船の速度 v (横軸:0.1C - 1.0C[m/s])と、A星への到着所要時間(縦軸: 年)の関係

以上の計算値を表とグラフにして追記しました。

光速に近づくほど時間がかからずにA星へ到着します。

計算ミスはないように入力しましたが、誤入力があれば教えて下さい。

2022/05/03