モンゴル共和国との交信大失敗!(中学3年3学期)

中学3年になると、夏までで、部活が終わってしまい、僕らは、受験勉強に励むように
言われていました。
寒い1月になり、3学期になると、土曜日午後は部活なしで家へ直帰するしかないのでした。

と言っても、土曜の午後は、午後一時頃のFM東京で、フォークソングが流れていて、
聞こえてはいたんですが、東京は遠く、ノイズ混じりで、録音は良くできませんでした。

このころギターを上手に引ける友達は言ってました。
「フォークはどうも(・A・)イクナイよ。気持ちが落ち込む。」

3時からは水戸NHK FM局が、「リクエスト・アワー」をやっていて、
レコードが買えない僕らに、リクエスト曲を流してくれてました。
夕方5時までなんと2時間も!

これを必死で録音してたので、レコードは買わずにすみました。
音はそこそこ悪かったのですが、そこはしょうがないのでした。

試験があると、その日も早く帰れて、僕は、勉強もせずに、
無線機の電源をいれちゃったわけです。反省

すると、21MHz SSBでモンゴルの無線局がCQを出していました。
平日の昼間のせいか、呼ぶ人が誰もいなくて、CQを繰り返していたんです。
どうせ、飛ばないと思いながらも、モンゴル局を呼んでみました。

そしたら何と、応答があって、コールサインが呼び出され、びっくり仰天。

信号強度や名前やアドレスは英語で言えたはずだったんですが、
あまりの驚きに興奮してしまって、めちゃくちゃで、うまく喋れなくなってしまいました。
モンゴル局は、それにあきれて、またCQ出し始めてしまい、せっかくの
チャンスがだめになっちゃったのでした。

しりきれトンボのモンゴルとの交信で大失敗でした。残念・・・。