小学生の男の子に聞かれました「おじさん何見てるんですか?」

近くの広場で、天体望遠鏡の光軸のズレをなくす光学補正の調整作業をやっていました

しばらくすると、マウンテンバイクで遊びにきてた小学校3、4年くらいの男の子に聞かれました。

小学生「おじさん、何見てるんですか?...(正しくはお兄さんです。)
「望遠鏡の光軸を調整してるんだよ。

ちょっとの間・・・。

小学生スケベなもの見てるんですか??

・・・なんと! 男の子の話は、予想外の展開に・・・


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男の子からの予想外の発想と質問にびっくり!!

調整していた望遠鏡は、安価で割と性能の良いKENKO社の天体観測用反射望遠鏡です。

細い鏡筒(ファインダー)を覗いて、見たい天体を十字の中心へ持ってくると、倍率の高い鏡筒本体の接眼レンズに、目標天体が入ってきます。

このファインダーの光軸がずれていると、接眼レンズに目標天体が入ってきません。
その調整を光軸調整と言うと思います。
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光軸調整中だった反射望遠鏡(K社口径=約11cm倍率=約110倍)
(現在は生産中止品)


見ていたのは遠方の電柱の先端部
これの先端部をファインダーの中央の十字の中心へ持ってきたときに、接眼レンズの視野中央部へ、電柱先端部が見えるように調整していたのです。

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見ていたのは一番遠方のこんな電柱先端、でんちゅうでござる。
{ニュートン反射望遠鏡では、上下が逆さまに見えます。}

男の子の予想外の発想と質問にびっくり!
男の子はニコニコしたままでいて、説明はよく理解してもらえなかった気がします。